素人の語る経済論は疑似セカイ系である

日記一発目にして何をトチ狂ったことを言い出しているんだとお思いでしょうが、まあコーヒーでも飲んで落ち着きなよ。インスタントだけどな

じゃあまあセカイ系についての解説。んなこと知ってるわボケと言う聡明な読者諸氏にしては、是非ともとばして先へ進んで貰いたい

セカイ系は「主人公(ぼく)とヒロイン(きみ)を中心とした小さな関係性(「きみとぼく」)の問題が、具体的な中間項を挟むことなく、『世界の危機』『この世の終わり』(これらについては後述する)など、抽象的な大問題に直結する作品群のこと」と定義される場合があり、代表作として新海誠のアニメ「ほしのこえ」、高橋しんのマンガ「最終兵器彼女」、秋山瑞人の小説『イリヤの空、UFOの夏』の3作があげられる。

wikipedia

wikiにはこうありますが、一番世間に認知度が高いのはエヴァでしょうな。すなわち、自らの周辺のミクロな事象が、世界というマクロなものにダイレクトに影響を及ぼしうるこれがセカイ系です。詳しい定義に言及しだすと、きりがなくそれは目指すところではないためこのぐらいで。


で、こっから本題
最近、はてぶ界隈などを見渡しても多いですね〜。素人経済論。世界同時不況で今一番ホットな話題だとはいえ、猫も杓子も自分勝手な経済論を語っています。中には素晴らしい意見もあるのでしょう。でも、素人の私から見たって明らかに何言ってんだこいつという内容が多いのも事実。

それで、私考えていたのです。なぜみんな必死になってこんな役にもたたんことを論じているのだろうと。で、結論がタイトルどおり、素人の語る経済論は擬似的なセカイ系であるというもの。
実際問題、個人の事情が世界の経済に直結する訳ではありません、B・N・F氏ぐらいになれば日本経済に幾ばくかの影響を与えることは可能でしょうが、それは極少数の例外。
でも脳内の自分勝手な理想で経済を好き勝手に妄想することは出来ます。例えば、先日日銀が0.2%の利下げを決定しましたね。あるブログでは下げ幅が少なすぎる馬鹿じゃねーのという日記がありました。で、俺ならもっと下げる、なぜなら…。という論調が続く訳です。
もうね、阿保かと。どっちが正しいか私には議論するほどの知識はありませんが、たかだか数千文字の日記で書ききれるぐらいに簡単な問題じゃねーんだよと。そんな、簡単なら誰だってその通りにするわ。世界には賢い奴が山ほどいるんだぜ。
そう、本来なら経済ってそんな簡単な問題じゃないんですよ。0か1かしかないゲームじゃない。しかし、論者はあえて問題を簡単化して言う訳です。阿保じゃねーのと、俺ならもっと上手くやれると。これが現状ではないかと私は愚考する次第。