2009-10-25 無題 小説 世界は一面砂に覆われている。日が射す公園で見るものよりも砂の色がひどく濃い。見渡す限りの灰色の砂。広大で寂寞とした砂漠の片隅、私はそこにいる。 これは夢、私はそれを思い出す。 続きを読む